PAIRING NOTES · 01

Aristotle × Terus

ア リ ス ト テ レ ス × テ ル ー ス

Vol.04「繁殖会議」で組まれた 原種アフガン F1 のペア。
Plaza を終えたあと、静かに続いていく命の物語。

SPECIES
原種アフガン F1
PAIRED
2026.04.26
STATUS
見守り中
─ i.

はじめに|Plaza のあとに、続く物語

The story that quietly continues after the plaza.

2026年4月26日、PRIMAL PLAZA Vol.04「Memento Mori, Carpe Diem」本編2日目。── その日の「繁殖会議」の場で、レプレプさんの判断のもとに組まれたのが、原種アフガン F1 の テルース × アリストテレス のペアでした。

ペアリングがスタートした直後、── その場に居合わせた誰もが息をのむような速さで、二匹の交尾はすぐに始まり、すぐに終わりました。「25年以上やってきても、はじめて見たかもしれない」と、レプレプさんが言葉を漏らすほどに。

Plaza の会場でひとまずの節目を迎えたペアは、そのあと、いつもの場所へと戻り、それぞれの静かな日々に入っていきます。── このページでは、Plaza を終えたあとに続く、二匹の物語を綴っていきます。

─ ii.

ペアプロフィール

Pair Profile / 原種アフガン F1
— Pair Profile / アリストテレス × テルース —

アリストテレス / 原種アフガン F1(オス)

レプレプさんが繁殖した原種アフガン(Eublepharis macularius afghanicus)のF1オス。原種アフガンの体色とプロポーションをまっすぐに保持し、テルースと同世代の組み合わせとして、原種ラインを次世代へ繋ぐためのペアに選ばれました。

テルース / 原種アフガン F1(メス)

同じくレプレプさん繁殖の原種アフガン F1個体(メス)。原種ならではの体色とプロポーションを保持し、原種アフガンの系統を次世代へ繋ぐためのキー個体として位置づけられています。── 詳細スペックは PRIMAL PLAZA 繁殖シミュレーター内のプロフィールを参照。

アリストテレス / 原種アフガン F1(オス)
アリストテレス / 原種アフガン F1(オス)
テルース / 原種アフガン F1(メス)
テルース / 原種アフガン F1(メス)
— After the plaza —
─ iii.

産卵の記録

Timeline / Egg Laying

ペアリングから約一ヶ月。── テルースは、Plaza でのあの一瞬を、ゆっくりと身体のなかで育てていました。5月から6月にかけて、二度にわたる産卵が確認されました。

05.28 2026 · SPRING

1回目の産卵Egg #1 · 2 eggs

ペアリングから約 32日目2つの卵の産卵を確認。── そのまま孵卵器へ移し、静かに温度と湿度を管理していきました。

この 5/28 の2つの卵は、残念ながら 孵化には至りませんでした。── 原種アフガン F1 の初産クラッチとしての難しさを、そのままの重みで受け止めながら、次の記録へと繋いでいきます。

テルース × アリストテレス / 5/28 1回目の産卵
テルースの尾のかたわらに、そっと産み落とされた2つの卵。
── 2026.05.28、はじまりの朝。
06.17 2026 · EARLY SUMMER

2回目の産卵Egg #2 · 2 eggs

1回目から約 20日後、ふたたび 2つの卵の産卵を確認。── そして今回は、2つの卵ともに順調な経過をたどっています。前回の学びを踏まえながら、いま静かに、温度と湿度、そして日々のわずかな変化を見守っています。

孵化予定日は、原種アフガンの平均的な孵卵期間(およそ 55〜75日)を参考にしながら、8月中旬〜9月初旬あたりを見立てています。名づけの日が来るまで、ゆっくりと時間を重ねていきます。

産卵直後のテルース / 2026.06.17
産卵直後のテルース。
── 2026.06.17、無事に2つの卵を産み終えて。
テルース × アリストテレス / 6/17 2回目の産卵、2つの卵
寄り添うように並ぶ、2つの卵。
── 2026.06.17、二度目のはじまり。
テルース × アリストテレス / 6/17 産卵確認 ── キャンドリング
やわらかな灯りに透かして、いのちの気配をたしかめる。
── 2026.06.17、キャンドリングによる有精卵の確認。
— The story continues —
─ iv.

TSD / 孵卵温度と、生まれてくるいのちのかたち

Temperature-Dependent Sex Determination

レオパードゲッコー科の卵には、TSD(Temperature-Dependent Sex Determination / 温度依存性決定) と呼ばれる仕組みがあります。── 孵卵温度によって、生まれてくる子のオス/メスの比率が決まっていく、というものです。

Vol.04 の繁殖会議で、レプレプさんが現場での目安として教えてくださったのは、── 30℃以下にしておけばほぼメスに、31℃に設定するとおよそ3割がオスになる、という数字でした。「メスが多すぎても困るし、高すぎると他の卵の孵化率が落ちる。だいたい3割でちょうどいいかな、くらいの感覚です」。日々の運用のなかで蓄積された、地に足のついた目安です。

「メスが多すぎても困るし、高すぎると他の卵の孵化率が落ちる。
だいたい3割でちょうどいいかな、くらいの感覚です。」 — レプレプ / Vol.04 繁殖会議より

今回の テルース × アリストテレス の卵についても、この目安を軸にしながら温度設定を組み立てています。── どちらの性別で生まれてきても、原種アフガンの系譜を静かに未来へ繋いでいく、大切な一クラッチです。

─ v.

見守りに寄せて

For the days to come

Vol.04 に参加してくださった 西内さんから、After Party のあとにこんな言葉が届きました。

「新たな生命への命名も緊張しますが、いいのが降りてくることを祈っておいてください(笑)
ペアリングの結果も気長に楽しみにしております!」 — 西内さん / After Party Report より

── その一言に、私たちも、ゆっくりと背中を押されるような気持ちで、日々の見守りを続けています。

孵化のご報告、そして無事に生まれてきてくれた場合の名づけの記録も、このページに追記していく予定です。── どうぞ、気長にお待ちいただければ幸いです。

─ vi.

関連する記録

Related notes

── Vol.04 本編2日目 「Carpe Diem」 の繁殖会議・繁殖実践の詳細は、こちらの本編レポートに収録されています。
Memento Mori × Carpe Diem Event Report / Day 02 →

── もう一組のペアリング「もみじ × プロ(G-project)」の記録は、こちら。
Pairing Notes 02 / Momiji × Pro →

— PAIRING NOTES 01 —

The story continues,
quietly.

Plaza のあとにも、命は静かに続いていく。

← Back to After Party Report